6月の天気の良い平日に、巾着田へデイキャンプへ行ってきました。
今回は、平日の巾着田の様子や、我が家のデイキャンプの模様を紹介します。
曼珠沙華の里、巾着田
巾着田は埼玉県日高市の高麗川に囲まれた自然豊かな場所です。その形が巾着袋に似ていることから巾着田と名付けられたそうです。
秋には曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇り、多くの観光客でにぎわっています。
曼珠沙華の咲く時期や年末年始は、キャンプやバーベキューは禁止になるようです。
巾着田入り口から駐車場に到着するまで

高麗郷古民家(国登録重要文化財)の向かい側が巾着田の入り口です。この道を進みます。

数百メートル進むと「高麗郷観光協力会」という建物がありました。土日祝日は、薪や炭などを販売しているようです。

少し進むと左側に巾着田管理事務所がありました。

少し進むと駐車場の入り口です。右側を通行します。

さらに進むと駐車場のゲートです。この日はお昼過ぎに到着しました。
巾着田の駐車場は入場から夜12時までは500円で、それ以降は1日500円の追加料金が必要になります。
入場時に駐車券を取り、帰る時に駐車券を入れ料金を支払うシステムです。
朝来て夕方帰るというような場合は500円で、朝来て次の日の昼に帰るというような場合は1,000円かかります。
買い物等で出庫する場合はその都度500円がかかるので注意が必要です。
我が家は忘れ物があり、近くのカインズホームまで買いに行ったので、この日の駐車料金は1,000円になってしまいました。トホホ・・・。

駐車場内からゲートを見たところ。平日なのでとても空いていましたが、土日は混雑するのでしょうね。

巾着田河原。水の流れが穏やかでした。

少し進むとトイレと水場がありました。シンクが設置されていたようですが、我が家はトイレしか利用しておらず、洗い物の可否など詳細は未確認です。
ネット上の情報では、油物以外でしたら洗い物可能なようです。
女子トイレは様式でとても綺麗に掃除されていました。もちろんトイレットペーパーもありました。
2018年7月29日追記:後日キャンプに行った時に水場をチェックしてきました。

トイレの奥の駐車場です。どうやら駐車場はここで行き止まりのようです。
我が家はここに車をとめて荷物を持たずに場所をどこにするか見に行くことに。

奥の駐車場手前からトイレを見たところ。
トイレから少し離れた場所に設営

トイレ付近の河原は3,4組のキャンパーがいたので、「巾着田曼珠沙華公園」のゲートをくぐってずんずん進んでみたら、ソロキャンパーが2人くらいしかいない場所があり、その奥に設営することにしました。
トイレからは少し遠くなりますが、デイキャンプなら問題ない範囲だと思います。我々は20時台に帰ったのですが、暗くなってからトイレに行った時は真っ暗で少し怖かったです。
ちなみに秋になるとここから先は曼珠沙華で真っ赤に彩られ、素晴らしい景色になるそうです。一度見てみたい!

河原までの道は綺麗に整備されていて、マグナカートで荷物を運びましたが楽々移動することができました。
ただ、河原に下りてからは石と砂の影響で車輪がうまく回らず、カートの移動は厳しい状態でした。

看板の赤い部分は曼珠沙華が咲く範囲なんでしょうか。だとしたらすごいですね!

購入して間もないスノーピーク ライトタープ ペンタシールドを張りました。
ペグは前回の彩湖・道満グリーンパークの時は付属のものでも問題なかったのですが、今回は河原なので役に立たないと思い、エリッゼステーク 28㎝ 8本セットをアマゾンで購入。
主に小〜中くらいの石と砂で、たまに地中で石らしきものにあたるものの意外に地面は柔らかく、少しずらせば普通にペグが入ってくれたのですが、少し張り綱を調節すると抜けてしまった箇所もあったので大きい石を乗せて固定しました。
地面が柔らかいせいもあるのでしょうが、ペグの角度も悪かったんでしょうね。次回は少し工夫してみようと思いました。

目の前は美しい自然が広がります。鳥の鳴き声が絶えず聞こえてきて癒されました。
河原の後ろは遊歩道になっていますが、時々人が通るくらいで基本的に静かでした。

カモが優雅に泳いでいました。水の中には小さい魚がたくさんいましたよ。
水深が浅いので、鯉やフナなどの大きい魚はいませんでした。
ビールとバーベキューを楽しむ

この日はかなり暑くて、設営後は汗びっしょり。冷たいビールで喉を潤しました。動いた後の一杯はすごく美味しかったです!
ちなみに夫は運転手&酒が飲めないのでお茶を飲んでいました。

このあとはバーベキュー。お肉はオーケーストアのナチュラルビーフのサーロインステーキ、霧島鷄(抗生物質不使用)のもも肉、豚トロです。
琺瑯の容器に入れて持っていきました。

写真にはありませんが、霧島鶏のもも肉が絶品でした!味付けは海の精 焼き塩をかけただけなのですが、かなり美味でした。あっと言う間になくなったのでもっと持ってくればよかったな。
大地宅配で購入した、中津ミートのソーセージも炭火で焼くとジューシーでとても美味しかったです。

ナチュラルビーフのサーロインステーキも柔らかくて美味でした。とうもろこしはこの後地面に落下するというハプニングがありましたが、美味しくいただきました。炭火で焼くと甘みが増すようで格別な味でした。
ちなみに巾着田では直火が禁止なので、バーベキューをするにはバーベキューコンロ等が必要です。
我が家はコンパクトになり持ち運びが楽な、尾上製作所の「フォールディング バーベキューコンロ」を使用しています。
このバーベーキューコンロは数年前に友人とバーベキューをするのに購入したのですが、全体的に作りがしっかりしていて特に焼き網はクオリティが高いです。
今回で5回目くらいの使用ですが、線が太く全然へたる気配もないのでまだまだ活躍しそう。ダメになっても替えの網も販売しているようなので安心です。

火消しつぼはキャプテンスタッグのアルスター M-7570を購入しました。
本体のサイズが、外径17.5×高さ16.5㎝とコンパクトなサイズが購入の決め手。
テントを試し張り(小川張りに挑戦)

食後はちょっと休んでからテントの設営(小川張りに挑戦)をしました。
この日は泊る予定はなかったんですけど、試しに張ってみたんです。
この二人用テントはフェスやソロキャンプで昔使っていたものなのですが、夫と泊まる場合を考えて広さ的にどうなのか検証したかったんですよね。
結果、一人でも余裕があまりないのに怪しいとは思っていましたが、やはり大人二人ではキツかったです。横幅が130㎝しかなくて寝返りも満足にできない状態。
荷物が中に置けないので、前室かタープの下に置くことになり、身の回りのものはテント内に置きたい私にはちょっと辛いだろうな〜。
新しいテントが欲しいなぁ。でも夫の気が変わってソロキャンプになるかもしれないし、新しいテントを購入しても無駄になるかな〜。
ということで、テントを買うかどうか考え中です。
ちなみにペンタのポールは、Sutekusというブランドの2本セット (グレー)のポール を使用していて、前方のポールは5本、後方のポールは3本つないだ状態です。
芋焼酎と焚き火でまったりタイム

オーケーストアで見つけた限定出荷の一刻者(茜)。メーカーおすすめの飲み方は炭酸割りみたいですが、私はお湯割派です。

これからキャンプをするのに必要でしょってことで、ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310を購入。これでお湯割用のお湯を沸かします。
はじめは家で使っているイワタニのカセットコンロで間に合わせようと思ったのですが、カセットコンロのみでは同時に火を使いたい時に不便なので、思い切って購入しました。

イワタニのジュニアコンパクトバーナー の方が使いやすそうで迷ったのですが、スッキリした見た目重視でソトを選択。初めてでもわかりやすく、すぐに使えて大正解でした。
ただ点火スイッチが押しづらかったので、別売りの点火アシストレバー を装着した方が使いやすそうですね。
キャプテンスタッグのラーメンクッカーと風除板 も購入。
ラーメンクッカーは容量が570mlなので、ちょっとコーヒーとかを飲みたい時に丁度良いです。

シェラカップで飲むお酒なんて久しぶりです。いつもより美味しく感じます。

夕方になり、蚊が気になってきたので菊花せんこうを焚くことにしました。
殺虫剤や化学成分を使用していないので安全に虫を遠ざけることができます。

いも焼酎お湯割を飲みながらの焚き火まったりタイム。つまみはお気に入りの創健社のサバ缶です。
焚き台がないのでフォールディング バーベキューコンロで代用しました。本来の使い方ではないので自己責任での使用ですが、変形することはなかったです。
薪は飯能市の吉田堅木商店でデイキャンプ用の一束200円のものを購入しました。
無人販売のお店で庭に薪が積んであり、箱にお金を入れて購入するシステムなのですが、すぐ近くのお店に人がいらっしゃったので声をかけたら、吉田堅木商店の店主さんではなく、お店を借りてご自分の商品を販売していらっしゃる方でした。
この後、炭を購入するのにカインズホームに寄ったら、薪が安価に販売されていた(吉田堅木商店の2倍位の量で価格は確か420〜450円くらい)ので、管理状態や利便性を含めるとカインズホームで買うのが吉かなと思いました。
今回、薪をそのまま燃やしましたが、やはり斧が欲しくなってしまいました。キャンプってあとからあとから欲しいものが出てきますね(笑)。

焚き火の火を見ていたらあっという間に帰る時間に。外で過ごすと時間が経つのが本当に早いです。
このまま泊まってしまいたい衝動にかられましたが、頑張って撤収しました。
巾着田の基本情報
巾着田
- 所在地:〒350-1251 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
- 電話:042-982-0268(巾着田管理事務所)
利用料金
無料
駐車場
軽・普通車:1日500円(入場〜夜12時まで)経過すると追加料金(1日500円)が必要
オートバイ:1日100円(追加料金1日100円)
大型バス:1日3000円(要予約)
※当分の間、利用可能時間は7時から17時まで。
2020年8月14日追記
2020年8月14日現在、宿泊を伴うキャンプが禁止となっています(バーベキュー、デイキャンプは利用可)。
また、利用できる河原が一部分に制限されています。
むすびに
巾着田、静かでとても良いところでした。
久しぶりの焚き火もすごく楽しかった!今回はデイキャンプで少し忙しかったので、今度は泊まりできてみたいです。
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