
今回は、先日行ったあるイベントでの出来事について思うところがあったので書きたいと思います。
1日限定の飲食店
いつも行っている飲食店の人が、とある場所で一日限定の料理を販売するということで、当日をとても楽しみにしていました。
材料は全て農薬・化学肥料不使用の野菜や自然栽培の野菜、こだわりの調味料、無添加食材を使用とのことで、普段食に気を使っているわたしには、大変魅力的でした。
待ちにまった当日、一時間以上かけて到着。
まだ早い時間だというのにすでにたくさんの人がいました。
メニューは2種類だけなので、迷わず注文。
提供時間が遅すぎる
ナチュラルな雰囲気の店内で、置いてあった本を読みながら楽しみに待っていましたが、一時間経っても出てきません。
通常の飲食店なら混んでいても30分もあれば出てくるメニューです。
私たちの前に注文したお客さんが注文出来てるか不安になったようで確認していましたが、注文は通っていた様子。
遅くなってすみませんと接客担当の方が謝ってましたが、お客さんは渋い表情をしていました。
この時点でキャンセルして帰りたい衝動にかられましたが、そこは料理を食べたい一心で我慢しました。
それから30分経って、やっとその方たちの料理がでてきました。
やれやれ、次は私たちの番だと思い待っていましたが、なんと料理が出てきたのはさらに30分後でした!
もうこんなに待ったのは、20年前に観光地の森の中のレストランでローストビーフを頼んだ時以来です。
それくらいレアな体験ですよね、2時間待ちって。
人の時間を軽くみられたようで…
料理を持ってきた店員さんはすみませんと言ってましたが、わたしには心がこもっているようには感じられなかった。
そこに、「こんだけこだわった料理が食べられるのだから、待たせてもオッケー」みたいな、軽い気持ちのようなものを感じてしまったんですよね。
料理の提供が遅れたのはキッチンが小さいとの理由でしたが、それは事前にわかっていることで、このような事態になるのは想定できたのでは?
提供時間が遅くてクレームが出るのは初めから分かっていて、敢えてやっているとしか思えなかったです。
家族や友達に出す料理ならそれでいいのかもしれませんが、お金を払って食べに来ているのです。
想像力やプロ意識が足りないのではないかと思いました。
美味しいはずの料理がなんだか台無しになってしまい、味わう余裕がありませんでした。
帰る際も、一応フォローの言葉はありましたが、やはり上辺だけに感じられました。
むすびに
その日は、軽く観光してから帰ったのですが、日中の貴重な時間が無駄になりました。
信用を失うのは一瞬ですね。色々勉強になった一日でした。