巾着田河原のキャンプでブヨに刺されたので、原因と対策を考えた


巾着田 河原

先日キャンプをした巾着田でブヨに刺されました。

今回は、なぜブヨに刺されたのか行動を振り返り、今後刺されない対策と刺されてしまった場合の処置を考えました。

ブヨの存在を知らなかった私

最近昔やっていたキャンプを再開したのですが、昔からブヨ(主に関東での呼び名。正式名称はブユ。関西ではブトと呼ばれる。)という名前は聞いたことがあったものの、ブヨに刺されたことはなく今回刺されるまでこんなに厄介な虫だとは知りませんでした。

今回初めてブヨに刺されてその存在を認識したわけです。

ブヨは基本的に綺麗な小川や渓流に発生するようですね。積雪時以外一年中活動し、3月〜9月に特に活発に活動するそうです。

わたしがキャンプをした巾着田はホタルが生息するほど水が綺麗な場所でした。

今まで綺麗な川等でキャンプをする機会がなかったので、刺されなかったのは単にブヨがいる場所に行かなかっただけだと思います。

 

キャンプでブヨに刺された時の格好

ジーンズにサンダル

こんな感じの格好でした

キャンプ初日のその日は暑くてジーンズの裾をスネが見えるくらいまで折り、途中から素足にサンダルというスタイル。

周囲に菊花せんこうという虫除けの線香を2つ炊き、手足には天然系の虫除けスプレーを満遍なくつけていました。

今考えると、素足でスネを出すスタイルがブヨに狙われた原因です。ちなみに蚊には刺されませんでした。

翌々日刺されたことに気づく

刺されたと思われる肌を露出させていた日は、刺されたことに全く気づきませんでした。

翌日帰宅後も違和感がなく、ちょっと痒いなという程度だったのですが、その次の日に何気なく脚を見たらスネから足の指の付け根まで腫れあがっていました!

それはもうひどい状態です。

足首を回すと痛みが走り、なんじゃこりゃ〜!と思い調べたらブヨの症状に当てはまっていました。

ひどい人になると痛くて歩けない状態になるようです。おそろしい〜。

わたしの場合は歩行に支障はありませんでした。

 

刺された場所の状態

刺された場所の周囲1.5㎝〜2㎝がかたくなっており、押してみると体液がじわじわと出てくる状態でした。

刺されてすぐに毒を絞り出した方が良いとのことで、時間が経ってはいましたができるだけ体液を絞り出すようにしました。

その後は薬を塗らない(普段からできるだけ薬は使わない派)状態でもだんだん良くなり、気づいてから4日目にはすっかり腫れも引き、刺された場所のしこりもなくなりました。

今後のブヨ対策

今後ブヨ対策として、ブヨがいそうな場所へ行く時は以下を実行することにしました。

  • 体をなるべく露出しない。夏は暑いけど短パンや7部丈のパンツなどは履かず長いパンツに長めの靴下を着用(下半身が刺されやすいので)。
  • できれば長袖を着用。
  • 刺されてしまった時のためにポイズンリムーバー(毒を出す道具)を常に持参する。

これらの対策は、ブヨだけでなくスズメバチなど他の虫にも有効ですね。

薬を塗るのに抵抗のない方は市販の塗り薬(炎症をおさえるステロイドが入ったもの)を持参して、毒を出して患部を水で洗った後すぐにぬれば治りが早くなるかもしれないですね。

また、状態がひどかったり、良くなる兆候が見られなかったら皮膚科を受診することも大事だと思います。

 

 

むすびに

キャンプに行って肌を露出することがいかに危険か思い知りました。

これからはブヨ対策をして安心してキャンプの時間を楽しみたいと思います。