
浅草の合羽橋道具街にある釜浅商店のフライパンを使用して3年経ちました。
今回は、我が家にすっかりなじんで毎日の料理に大活躍している、鉄打ち出しフライパンについてのお話です。
釜浅商店 鉄打ち出しフライパンの特徴

釜浅商店のフライパンは、釜浅商店が山田工業所に依頼してできた商品です。山田工業所は、日本で唯一フライパンを打ち出しの技術で作ることができるんだそうです。
- さび止め用のニスが塗ってない(油が塗布してあります)ので、空焼きの作業が必要なく、洗って油ならし(野菜を炒めます)後にすぐに使い始めることができます。ちなみに、柄の部分にはニスが塗ってあります。
- レギュラーサイズの持ち柄が平らになっていて持ちやすくなっています。28㎝以上はカーブがありますが、特に持ちづらいということは感じません。
- 本体と柄をつなぐビス止めがないので汚れがたまりづらく、見た目もすっきりしています。

後姿も美しいです。
サイズの豊富な釜浅商店 鉄打ち出しフライパン

使用しているのは鉄打ち出しフライパンの22㎝と28㎝です。
鉄打ち出しフライパンのサイズは、18㎝、20㎝、22㎝、24㎝、26㎝、28㎝、30㎝、32㎝があり、26㎝までがレギュラーサイズで、28㎝以上は大型サイズ(業務用)です。
私が購入した2014年は店頭に在庫がありましたが、現在ホームページを見る限りでは完全予約制になっているようです。
釜浅商店 鉄打ち出しフライパンを購入した理由
それまではグリーンパンのフライパンを使用していたのですが、長く使用しているとコーティングがはがれてきて焦げ付くようになっていました。
何度か買い換えたのですが、焦げ付くたびに買い換えるのではなくずっと使える鉄のフライパンが良いなと思いネットで探していたところ、空焼き作業の必要ない釜浅商店の鉄打ち出しフライパンを見つけました。
シンプルな見た目もかっこ良く、理想のフライパンだったので見つけた時は嬉しかったです。
店頭で購入したのですが、釜浅商店はフライパンの他にも魅力的な商品がいっぱいあって楽しいお店でした。
こんな料理で使っています。

鉄打ち出しフライパン(22㎝)
22㎝は、主に夫のお弁当作りに使っています。玉子焼きや、ちょっと野菜を炒めるのにちょうど良く重宝しています。
28㎝は、夫婦2人分の夕食の肉料理などの焼き物を中心に使っています。
夫のお弁当のおかずもこのフライパンで時間がある時にまとめて大量に作るのですが、面積が広いので一度にたくさん焼けて便利です。
ちなみに、炒め物には深さのあるリバーライト 極 ROOTS 炒め鍋(28㎝)が活躍しています。
釜浅商店 鉄打ち出しフライパンのちょっと気になった点
28㎝は重いです!
約1.66㎏あり、普通の女性より腕力があると自負している私でも重いです。洗う時に手首が重さで持っていかれそうになりますので注意が必要です。
腕力に自信のない方は26㎝までにしておいた方が安全上良いかと思います。
むすびに
料理道具って機能はもちろん、見た目も大事ですよね。
釜浅商店のフライパンは、キッチンに下げておくとそれだけでなんだかすごくかっこ良くて雰囲気がアップするんです。
これからもずっと大切にしたいフライパンです。