
前から興味があった天然酵母パン作り。自分でパンを作るなんてハードルが高かったのですが、思ったより簡単でした。
ということで今回は、我が家のパン事情や天然酵母パン作りを始めるきっかけから天然酵母パンができるまでを紹介します。
天然酵母パンを作ろうと思ったきっかけ
我が家では、天然酵母パン屋さんで購入した食パンや田舎パンなどをいつでも食べられるように冷凍庫にストックしていました。
冷凍庫の容量が少ないので、ストックできる量が少なく、頻繁にパン屋さんへ買いに行かないと間に合いませんでした。
この状況を打破するには自分で作れば良いのでは?と思ったのが、自分で作ることにしたきっかけです。
ホームベーカーリー購入を検討
自分で天然酵母パンを作ると決めたわたしは、ホームベーカリーの購入を検討しました。
ホームベーカリーなら、らくらくパン作りができるからです。
しかしその夢はあっけなく終わりました。
普段から安全性への疑問から、フッ素加工されている商品は購入しないようにしているのですが、ホームベーカリーの釜にはフッ素加工がもれなく施されていたのです。
フッ素加工でなければこれなんか良いと思ったのですが残念。
手ごねでパンを作る
ホームベーカリーでの天然酵母パン作りの夢が打ち砕かれたわたしは、無理だと思っていた手ごねでのパン作りをやってみることにしました。
無理だと思っていた理由は、20年くらい前にドライイーストを使ったパンを手ごねで作ったのですが、カッチカチの固いパンが出来上がった悲しい記憶があるからです。
手ごねだと、お店みたいなパンは無理だろうなと思いつつネットで作り方を調べ、早速材料を買ってきて作ってみることに。
天然酵母パンの材料
- 白神こだま酵母ドライ
- 強力粉
- 塩
- 砂糖
- くるみ
- レーズン
- 水

白神こだま酵母ドライ。
新型コロナの影響なのか、どこへ行っても売り切れで、ここも売り切れだろうなと思いダメ元で行ってみた自然食品店でゲット。
200g入りのものしかなく、高価で(3000円近くした)、初心者だから少量のもので良いのに・・・とビビって購入。

粉は富澤商店で購入。
春よ恋 2.5kgと、はるゆたか100% 1kg と、北海道産全粒粉 春よ恋 500g
をゲット。
はるゆたか100% 2.5kg が欲しかったのですが在庫がなかったです、残念。

塩は、海の精ほししおを使用。とても美味しい塩です!
砂糖は、大地を守る会の喜界島のきび砂糖を使用。
料理にもお菓子にも我が家はこれです。おすすめの砂糖ですよ〜。
くるみとレーズン(有機)はオーケーストアで購入。
初めての天然酵母パン作り

白神こだま酵母をぬるま湯でとかして酵母液を作ります。

強力粉・砂糖・塩と酵母液を混ぜてこねてくるみとレーズンを混ぜた状態がこちら。

濡れ布巾がなかったので、代用のキッチンペーパーをかぶせて1次発酵。なんか貧乏くさいっすね(笑)。

1次発酵後の状態。その後、パンチングをして2次発酵します。

2次発酵後、切れ目を入れて霧吹きをした後オーブンで焼きます。
ちなみに我が家のオーブンは、デロンギのコンベクションオーブンです。

焼き上がりがこちら。
少し焦げてしまいましたが、初めて作った天然酵母パンは感動モノでした。
出来上がるまで約4時間で、手軽に作ることができました。

手前味噌ですが、初めてにしては上出来でした。
焼きたてを食してみたら、美味しいこと美味しいことっ。昔のカッチカチのトラウマが解消された瞬間です(笑)。
本当は粗熱が取れてからの方が美味しいみたいですが、パクパク食べちゃいました。
お店のパンに比べたらかなりの差があると思いますが、手軽にこのレベルのパンが食べられるなら、我が家はこれで十分って感じです。
その後、手作り天然酵母パンが定番に

思ったより簡単に作れることがわかり、手作り天然酵母パンは我が家の定番になりました。
横で見ていた夫も興味を持ったらしく、作って見たら良い感じにできたので頻繁に作っています。

仕上がりがあまり良くないですが、美味しいので全然オッケーです。

夫作のごまパン。中に入れる具を変えて楽しんでいます。

ごまパンは香ばしくてとても美味しいです。

これは具が入っていないパン。強力粉の一部を全粒粉に置き換えました。

そのままでも美味しいですが、サンドイッチにもピッタリでした。

ある日の昼食。
ごまパンに夫作の手作りの鳥ハムと卵と野菜(プラスマヨネーズ)をサンドして食べました。
ちなみに、お皿は以前かっぱ橋で購入したものです。
むすびに
ビビって購入した白神こだま酵母ですが、良い感じで減っていて購入して大正解でした。
いつまで続くかわかりませんが(笑)、これからも手作り天然酵母パンを味わい、楽しみたいと思います。