
ご飯の解凍といえば電子レンジでチンッが一般的ですが、我が家には電子レンジはなく、鍋とザルを使用して解凍しています。
今回は、約15分で簡単においしいごはんができる、我が家の冷凍ご飯の解凍方法を紹介します。
なぜ電子レンジを使わないのか
まずは、我が家はマンションでキッチンが広くないので、キッチン家電をそろえても置く場所がありません。
炊飯器もないですし、見える場所に置いてあるのはオーブンと冷蔵庫くらいです。
次に、電子レンジを使用しない理由として、電子レンジで解凍したご飯が好きではないからです。
レンジから出すとすごく熱いじゃないですか、あのアッツアツ感が苦手なんです。
強い電磁波も出ますし、別になくても蒸して解凍すれば良いよねって感じでもうずっと電子レンジは使用していません。
冷凍ごはんは蒸して解凍
ごはんの解凍に使用する鍋はジオ・プロダクトのポトフ鍋(22㎝)を使用しています。
この鍋に柳宗理のパンチングストレーナー(23㎝)を乗せて蒸して解凍しています。
以前は鍋も柳宗理のステンレス 両手鍋 深型(22cm)を使用していましたが、何度か焦がしてしまい年季が入りすぎてしまったので手放しました。
ごはんの解凍には、せいろとか他にもっと丁寧な方法もありますが、道具の管理等、ズボラなわたしには続かないだろうということでこの方法になりました。
鍋とザルを使用したごはんの解凍手順
1.鍋に水を入れる

まずは鍋にこのくらいぬるま湯を入れます。
ザルに水がかからないようにするのがポイントです。水がかかってしまうとごはんの仕上がりがべちゃべちゃになってしまいます。
2.ザルを乗せる

柳宗理のパンチングストレーナーを置きます。
3.冷凍ごはんを用意する

ご飯はジオ・プロダクトのポトフ鍋で5合まとめて炊いて二トムズのご飯冷凍パックに入れて冷凍しておき、いつでも食べられるようにしてあります。
ちなみにこの容器はLサイズとMサイズの2種類持っていて、写真はLサイズの容器です。
Lサイズは、お茶碗大盛り1杯分くらいの量、Mサイズはお茶碗1杯分くらいの量が入ります。
我が家は夫婦2人とも大食いなので、だいたいLサイズで冷凍しておいて、一回の食事で2つ解凍することが多いかな。
4.冷凍ごはんをザルに乗せる

容器のフタを外してもカッチカチで取り出せないので、容器の底部分を水で全体的に濡らしてあげるとパカッと楽に取り出すことができます。
できればごはんの下にクッキングシート等を敷いた方が仕上がりが良いのかもしれませんが、ズボラなのでこのままです。
クッキングシートがごはんに触れるのもなんかイヤですしね。
5.フタをして中火で蒸す

フタをして中火で約15分間蒸します。
15分くらい経過したら箸でさしてみて、中心がまだ凍っているようならさらに火にかけます。
6.蒸しあがり

蒸し上がりました。すぐにしゃもじでごはんを切るようにしてほぐします(写真はほぐした後)。
15分って長いかというとそうでもなく、おかずを作ったり味噌汁を作ったり、他の作業をしていればあっという間ですよ。
使用後のザルに多少ご飯がくっつくので、鍋にお湯を入れて浸けておくと洗い物が楽です。
洗うときはステンレスのたわしを使用しています。
7.茶碗によそう

お茶碗によそいます。冷凍ごはんでもほっかほかで十分おいしいです。
料理をする夫は、手間がかかるため初めは蒸したごはんに少し抵抗があったようですが、現在は文句を言わずに食べてくれています。
現在のプチ悩みは、ごはんの解凍できる鍋はジオ・プロダクトの鍋しか持っていないので、ジオの鍋をごはんの解凍に使用してしまうと、煮込み料理等メニューによっては使いたい時にせっかくの良いお鍋を使えないということです。
以前手放した柳宗理の鍋があると便利だなぁと思う今日この頃です。
むすびに
鍋でのごはんの解凍は初めは少し面倒かもしれませんが、慣れれば全然問題ないですよ。
二の足を踏まれている方は一度試してみてはいかがでしょうか。