ハードオフで購入したヤマハの80年代のアコギをリペアに出した結果


 

ハードオフで見つけた、憧れのアーティストが使用している80年代のヤマハのアコースティックギター。

今回は、1万円で購入した弦高の高いアコギをプロにリペアしてもらったお話です。

憧れのアーティストと同じギターが欲しい!

2017年に、高校生の時に初めて購入したアコースティックギターをヤフオクで売ってしまい(ギター熱が冷めた)ギターはなかったのですが、その後ムクムクとギターを弾きたい欲求が高まってしまい、そんな時にYouTubeで、憧れの海外のアーティストが80年代のヤマハのギターを弾いているのを見たんです。

アコースティックギター

私が「思い出のアコースティックギター」を手放した単純な理由

2017年9月7日

憧れのアーティストと同じギターが欲しい!

20数年前と同じ衝動に駆られたわたしはネットや店頭でギターを探し始めました。

ネットにはなかなか出てこなくて、中古楽器屋を巡っても見つからない・・・。

ハードオフはヤマハのギターが結構出回っているけど、状態を見極める能力が全くないわたし。

ハードオフで購入するのはどうなのかなと思いましたが、ギター歴の長い夫が一緒に探してくれるというので、ハードオフ80年代ヤマハギター探しの旅に出たのでした。

 

80年代のヤマハのアコギ探しの旅へ

まずは、自宅に近いハードオフから攻めようということで、半径20キロ圏内の大型店を中心に見て回りました。

ヤマハのギターはどのお店も4.5点以上ある感じでしたが、お目当てのギターは見つからず・・・。

朝から探して19時すぎになり、今日はこのお店が最後かなと思って入った大型店舗・・・、なんとそのこのお店に見た感じ状態の良いお目当てのギターがありました!

80年代のものにしては綺麗で、一目見ていいなと思い、夫に状態をチェックしてもらったところ、ネックは少し反っているけどそんなに悪い状態ではないんじゃない?ということで、試し弾きさせてもらうことに。

弦高が結構高くてややハイポジションが弾きにくかったのですが、1日探しまくって最後に見つかったのは、運命かも?と思い購入することにしました。

価格は、ソフトケース込みで13.000円だったのですが、ケースが見つからないとのことで、10.000円に値下げしてくれました。

ケースはとりあえず必要なかったし、必要になったら好きなのを使いたいのでラッキーでした。

憧れのギターを手にいれるも弦高が高い

憧れのアーティストと同じギターを手に入れ、ウキウキ気分でそのアーティストの曲を弾いてました。

しかし、試し弾きで分かってはいたものの、やはり弦高が高くて押さえるのが辛い・・・、我慢できずに知識もろくにないのに、サドルを自分で削ってしまいました。

その結果、弦高が少し低くなったけど、体感的にはほとんど弾きやすくなった感じはありませんでした。

夫に相談したところ、夫はエレキギター中心で弾いてきたしギターの調整はプロに任せてきたみたいで、実はさほどギターのリペアについては詳しくないことが発覚。

仕方ないので、ネットで見つけたギターショップに相談することにしました。

ギターショップにリペアを依頼

ギターショップで弦高について相談したところ、詳しくは理解できませんでしたが(恥)、ネックが曲がっているのとサドルがもうこれ以上けずれないのとブリッジがどうとかで、なんか大掛かりなリペアが必要(ネックとブリッジを外す、サドルを交換)とのことでした。

リペア代は3万円!

1万円で購入したギターに3万円はなかなか勇気がいる金額でしたが、店主に、「この年代のヤマハのアコースティクギターは日本製で、現行の海外で作られたヤマハのギターより丁寧に作られているから、直して使う価値はあるのでは?」みたいなことを言われ、わたしもせっかく出会ったギターだし、直してガシガシ弾きたいと思ったので修理することにしました。

修理期間中は、ギターを弾けない寂しさに襲われましたが、YouTubeを見ながら脳内でギターをかき鳴らすことでなんとかしのぎました。

1か月半後、愛しのギターとの対面です。

試し弾きをしてみると・・・めっちゃ弾きやすくなってる〜!

0.4㎜くらい弦高が低くなったようで押さえるときの指の痛さが全然違いました。

まだ低くできるとのことで、万が一握力が弱くなった時も安心です(笑)。

むすびに

ハードオフでギターを買うのって、初心者には難しいと思うのですが、今回みたいにこのギターが欲しい!ていう場合に修理費覚悟で買うのはアリなんじゃないかと思います。