
キャンプを愛するキャンパーのほとんどの方はキャンプのマナーに気をつけていると思います。
今回は、意外にキャンプのマナーの盲点なのでは?と思った出来事についてのお話です。
巾着田河原での怖い体験
巾着田(キャンプができる河原)へよく行くのですが(現在は閉鎖中)、ソロキャンプ中に少し怖い体験をしました。
平日だったので河原は空いておりお隣のテントは遠く、近くにテントを張るスペースが十分にありました。
今まで巾着田で夜8時や9時くらいにやってきてテントを張る人はいたので、その時間までは近くに張る人が来るかもと思って覚悟していたのですが、誰も来ることはありませんでした。
今日は空いているなと思いつつ焚き火を楽しみ、22時半くらいに寝床に入りました。
ソロキャンプは何度かしていましたが、その日は川の水の流れる音が気になって眠れず夜中の1時半を迎えようとしていました。
ふと気づくと、近づいて来る何かのまぶしい光。
奥にいるキャンパーがトイレにでも行ったのかなと思いましたが、どうも光の方向がおかしい。
奥から照らされているのではないのです。
わたしは震えあがりました。耳を済ますと光のみで足音が聞こえない!こんな時間に何?!と。
非常識なキャンパーがこの時間に設営しているのかなと思いましたが、それにしては音が全く聞こえないんですよ。
不気味でしたね〜。30分くらい光っていたでしょうか。
外に出て確認するのは怖すぎるし、かといって無視して寝られるはずもなく、結局ほとんど寝られませんでした。
翌朝起きてみると・・・
翌朝、外に出てみると、今まで何もなかった場所にテントが張ってありました。
なんと、夜中の1時半過ぎに来てテントを張っていたのです。しかも大きめのテント。
しばらくしたら中からキャンパー(カップル)がでてきましたが、常識が通じなさそうな人たちではなく、いたって普通の初老の夫婦という感じでした。
思ったのは、この人たちは足音は迷惑になるから気をつけていたけど、光は迷惑にならないんじゃないかと思っていたのではないかと。
わたし自身は、足音はもちろん、トイレに行く時等はヘッドライトが他人のテントを照らさないように細心の注意を払っていますが、光というのは案外気づかないのかもしれません。
この件に関してグーグル先生に聞いてみましたが、足音が迷惑になるというマナー喚起の記事はたくさんありましたが、光が迷惑になるという記事は少なかったです。
わたしみたいに、夜中に光に照らされたら震え上がってしまう方は多いと思いますし、震え上がらないまでも普通に眩しくて嫌な思いをすると思いますので、こういう風に感じている人もいますよということをお伝えしたくてこのブログ記事を書いてみました。
そもそも、夜中1時半にやってきてテントを張るといういうのもマナー違反ですので、せめて夜9時くらいまでには設営完了して欲しいと思います。
キャンプで居合わせる人は他人ですが、思いやりを持って過ごせると素敵ですね。
常に自分も他のキャンパーも、お互い快適に過ごせるように注意してキャンプ場を利用していきたいと思います。